アン・シリーズの一冊ですが、他は読んだことがありません。
この本には、忠犬ハチ公のような犬が登場するということで読んでみました。
犬のマンディの飼い主はリラの長兄ジェムで、次兄のウォルターにもなついています。ジェムが出征した駅の積荷小屋で動かなくなり、ウォルターは一時連れ帰りますが、ハンスト状態になったため自由にし、駅近くの肉屋に肉の提供を依頼します。マンディは汽車が着くたび駆け回りますが、あとは小屋で寝ています。その後、プラットフォームが見れるよう犬小屋をつくり、また新聞に取り上げられ有名になります。(第2,6,8,10章)
あとは、出征したウォルターが帰って来た時やまた出征する時の様子や待ち続ける様子、夜鳴きが簡単に描かれています。(第12,15,17,22章)
そして、最終の第35章で、帰ってきたジェムを歓喜で迎えます。
第18章で、ミランダが小さな犬ウィルフィを連れてきますが、リラは嫌いなようです。
最終的に、マンディにとってはハッピーエンドですが、なんとも健気過ぎます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年10月13日
- 読了日 : 2022年10月13日
- 本棚登録日 : 2022年10月4日
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