葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫 う 20-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年5月10日発売)
3.56
  • (1602)
  • (3243)
  • (3225)
  • (839)
  • (240)
本棚登録 : 27703
感想 : 3220
4

成瀬将虎は、自称「何でもやってやろう屋」で、ガードマン、パソコンの講師、テレビドラマのエキストラ等、数種類の仕事をこなし、フィットネスクラブに通い、体を鍛えている。

ある日、クラブで知り合った高校の後輩の、芹沢清から、憧れのお嬢さま、久高愛子の『おじいちゃん』の交通事故死の真相を調べてほしいと、頼まれる。

過去と現代を行ったり来たりして、ようやく最後に、一つにつながる。

終盤に来て「えっ?」と、前の頁に戻り「ははーん」と納得。すっかり、叙述トリックにはまってしまったようだ。
『都立青山高校生の芹沢清より、7歳年上』と言うから、すっかり騙されてしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月15日
読了日 : 2022年8月15日
本棚登録日 : 2022年8月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする