緑のポストに投函される優しくも切ない九つの「さよなら」たち。
恋するフクロウの話、四季のライオンの話、化石の山に住む番人の話、明日が嫌いな女の子の話、夏の間魔女になるおばさんの話。
「西の魔女が死んだ」のような、やわらかい「さよなら」が緑のポストに沢山詰まっています。
あと「さよなら」を見届ける、もしくは報告を受ける「さよならの番人」はとても孤独な仕事だと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文藝
- 感想投稿日 : 2011年2月24日
- 読了日 : 2009年4月4日
- 本棚登録日 : 2009年4月4日
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