世界は広く、いろんな人種や文化がある中で、死への意識というか、まっとうした命への弔いの心が、当たり前のようなことかもしれないけれど同じだということに、少しはっとした。大事に生きなくては、と思う。それと亡き母の影を生活の中で見つけ、それを一際寂しく悲しく思う少女の姿に涙した。
故人の影ってふとしたところで出てきて、ぼっかりと穴を開ける。
その故人を想いあったかく思う分、穴はどんどん広がる。
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- 感想投稿日 : 2011年3月4日
- 読了日 : 2010年1月27日
- 本棚登録日 : 2010年1月27日
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