未明の家: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 1)

著者 :
  • 講談社 (1994年9月1日発売)
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本棚登録 : 559
感想 : 54
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再読。建築探偵シリーズ1作目。
シリーズは完結済ですが、どうやら続編が出るようなので再読に着手。
随分と久しぶりの再読なので、京介/蒼/深春の背景はまだこんなにぼかされているのかと、ちょっと新鮮です。
シリーズ読破していて事情は全て分かっているので、作中のほんの些細な描写に心が揺さぶられます。
建物に込められた想いが静かに汲み取られ、閉ざされたパティオの真の姿が現れるくだりがとても好きです。
神代教授はまだお名前だけの登場で、いつから登場するのかも忘れてしまっているので、そこら辺も楽しみながら再読していきたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 篠田真由美
感想投稿日 : 2013年12月20日
読了日 : 2013年6月26日
本棚登録日 : 2013年12月20日

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