笹本稜平の一刷。
奥多摩駐在所の所長、江波警部補の周辺で起こる6つの事件。
それぞれが、短い短編でつながっています。
舞台となる奥多摩もなじみのある水根沢や石尾根などがでてきて、歩くときには江波刑事を探してしまいそうです。
漫画『岳』にも通じる、ほのぼのとした小説でもっと続きを読みたくなる一冊です。
【収録作品】
終わりのない悲劇
血痕とタブロー
風光る
秋のトリコロール
茶色い放物線
春嵐が去って
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
山岳小説
- 感想投稿日 : 2010年11月29日
- 読了日 : 2010年11月29日
- 本棚登録日 : 2010年11月29日
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