ブログの内容にひきつけられてネットでの会話が始まる。
you've got mailのような感じの始まり。
会って,難聴であることが発覚。
賢い女性と直球な男性。
言葉のやり取りが引き立つ。
参考文献が豊富で,事情の説明が丁寧。
有川浩にやられたという感じ。
恋愛小説として読んでもいいし
恋愛部分は無視して読んでも良い。
男性は有川浩の理想像だろうからあまり深追いしない方がいいかも。
ps.
参考文献の一覧をwebで作ろうとしてみたらamazonに登録のないものもある。すごい調査の熱意に脱帽。
http://www.amazon.co.jp/lm/RXN5OBSIY7A7L/
に掲載できないものは
http://researchmap.jp/joc0l1uwv-45644/#_45644
に参考文献のURLを記載しました。
ps.
booklogの感想をいろいろ拝読しながら花丸をつけさせていただいています。え,そうなのと思うものに花丸を。
残念な感想がいくつか。
恋愛小説として読まなくてはいけないと思い込んでいたり,
登場人物に共感しなくてはいけないと思い込んでいたり,
作者に共感しなくてはいけないと思い込んでいたり,
自分の思い込みを作品に押し付けようとする読み方をしていたり,感想を書かれている方々。
もったいないな,作品から自分の為になるところを貰えばいいのに。
自分の価値観を作品に押し付けても,作品は何も返してはくれない。
自分の価値観にないものを作品から貰おうとすれば,作品は一杯返してくれる。
この本の登場人物のやり取りを見て学ぶところがそこかも。
相手に自分の価値観を押し付けても何も帰って来ない。
自分の価値観にないものを相手から貰おうとすれば一杯返って来る。
- 感想投稿日 : 2012年8月26日
- 読了日 : 2012年8月26日
- 本棚登録日 : 2012年8月26日
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