唐突な火事。
筋は、ほとんどやらせのようなごつごつ感があるのに、
読後に嫌な思いは残らない。
解説がわかりやすい。沼田まほかる。作家。
自分なら結子の方になると思うのに、志木子の幸せさが羨ましい。
そう思わせる書き方ができるところが作者の偉いところだろう。
脇役のように思わせて置いて、一番鍵となる役割を果たさせる。
母になることが強いことだという風にまとめてもいいだろうか。
ps.
沼田まほかる。「猫鳴り」は読んだような気がする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
唯川恵
- 感想投稿日 : 2013年2月5日
- 読了日 : 2013年2月5日
- 本棚登録日 : 2013年2月5日
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