100万回の言い訳 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2006年5月30日発売)
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感想 : 189
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唐突な火事。
筋は、ほとんどやらせのようなごつごつ感があるのに、
読後に嫌な思いは残らない。

解説がわかりやすい。沼田まほかる。作家。
自分なら結子の方になると思うのに、志木子の幸せさが羨ましい。

そう思わせる書き方ができるところが作者の偉いところだろう。
脇役のように思わせて置いて、一番鍵となる役割を果たさせる。

母になることが強いことだという風にまとめてもいいだろうか。

ps.
沼田まほかる。「猫鳴り」は読んだような気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 唯川恵
感想投稿日 : 2013年2月5日
読了日 : 2013年2月5日
本棚登録日 : 2013年2月5日

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