・とっかかりは、ピンチであっても、あるいはチャンスであっても、行動することにはリスクがつきものです。
留まるか、それとも行動するか、それは、自分が新しい環境でやっていくための準備をしてきたという、自信があるかどうか?そして、行動する勇気があるかどうか、希望を持てるかどうか、ということです。
リスク教育の肝は、「将来に対する想像力」だと思っています。
まるで一兵卒のように、組織の価値観や行動原則に従順に下積みの任務に励むよりも、「自分が人生の主人公である」と実感しながら生きる方がよいのではないでしょうか。少しでもリスクを取ることに慣れていくと、常に新しい世界にチャレンジできるようになり、こんなに楽しい考えがあったのかと、びっくりするぐらい生き方もかわってくるはずです。
社会はもちろん、他者が認めてくれなくても、自分が満足できれば良い、という考え方もあるでしょう。でも、それは、慰めでしかないような気もします。一方で、社会や他者が認めてくれたとしても、その仕事の影に何の犠牲者もいなかったのか?問われれば、後ろめたいことがあるかもしれません。どちらを選ぶかは、一人ひとりの価値観であり、それが生きざまなのだと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
政治・経済・社会(社会科学)
- 感想投稿日 : 2020年5月5日
- 読了日 : 2013年12月22日
- 本棚登録日 : 2020年5月5日
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