水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2008年3月19日発売)
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本棚登録 : 1369
感想 : 94
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とにかく、全体的に渡って涙がポロポロ出てくる巻でした。(私が涙もろいだけなのですが)
楊令が梁山泊に入山するシーンで、郭盛が大きくなった楊令に会えて、しかも自分よりもうんと強く成長した楊令に感動というか兄的な嬉しさが溢れたのだと思うのですが、そこで号泣してしまう郭盛が良いやつすぎてちょっと泣けました。
そして、林冲がこさんじょうを守って死んでいく場面には涙が止まらないというか、涙を流さずにちゃんと読もうと思って堪えても、涙で字がぼやけて読めないというくらい、感動しましたし、熱かったです。疲れた、という林冲の一言になんというかこれまでの林冲の思いがすごく詰まっている気がして震えました。
それにしても楊令は大人びすぎです!ずっと子供のままでいる気がしてたのですが、遼で女の人を抱いた~の話をしているあたりは、軽く衝撃を受けました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般小説/ラノベ
感想投稿日 : 2013年12月3日
読了日 : 2013年12月3日
本棚登録日 : 2013年11月15日

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