素晴らしかった。
ラヒリ曰く、外国語を学ぶことは湖を泳ぐこと。考えてみたら言葉を生業とするひとが、別の湖畔を目指したくなるのは至極自然なことなのかもしれない。水で繋がっているのだから。
そして、その探求の始まりは、二重のアイデンティティからの逃避だと言う。生まれたときから英語を話す一流作家が、見た目から英語を母国語だと思われない。深いテーマを内包した秀作エッセイ。
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- 感想投稿日 : 2018年10月7日
- 読了日 : 2018年10月7日
- 本棚登録日 : 2018年10月7日
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