ベートーベン作品131
この曲は全楽章、途切れなく演奏され、休むことなく、アタッカで演奏しないとならない。
演奏者は長いこと休みなく演奏を続けると調弦が狂ってくる。
それぞれ違う形で演奏をやめるか。
それとも調弦が狂ったまま最後まで互いにもがき続けるか。
…以上、作中の台詞の抜粋ですが、まさにそのままの話。
結論もなく、大団円にもほど遠い。人生そのもの。
こういう話は地味に見る側の精神の成熟度が試されるなぁ、と思ってしまいました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2010年代の映画
- 感想投稿日 : 2015年8月2日
- 読了日 : 2015年7月2日
- 本棚登録日 : 2015年7月2日
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