華麗なる一族(下) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1980年5月25日発売)
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本棚登録 : 3046
感想 : 220
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名作。本音を言うと、巻末の展開の続き、つまり阪神銀行のその後、万俵大介のその後が見たかった。高須相子も。

3つの本で下巻が1番面白い。ハラハラドキドキするのが止まらなかった。

この本では悪人が勝つようなストーリーだが、最後の最後でそのどんでん返しの兆しを残して終わっている。

1人の人間の死をきっかけに、家族に変化が見られるのも見もの。どんなに悪党も所詮は人間。

また時間が経ってしばらくしてから読み直そうと思える本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年12月7日
読了日 : 2020年12月7日
本棚登録日 : 2020年12月7日

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