名作。本音を言うと、巻末の展開の続き、つまり阪神銀行のその後、万俵大介のその後が見たかった。高須相子も。
3つの本で下巻が1番面白い。ハラハラドキドキするのが止まらなかった。
この本では悪人が勝つようなストーリーだが、最後の最後でそのどんでん返しの兆しを残して終わっている。
1人の人間の死をきっかけに、家族に変化が見られるのも見もの。どんなに悪党も所詮は人間。
また時間が経ってしばらくしてから読み直そうと思える本。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年12月7日
- 読了日 : 2020年12月7日
- 本棚登録日 : 2020年12月7日
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