冬の鷹 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2012年9月1日発売)
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本棚登録 : 566
感想 : 72
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著者はこういう前例のないものに挑む人間ドラマが本当に好きなんだろうな。他作品もそうだが、地道に愚直に自身の求めるものを深く掘り下げていく様は危うさが感じられるものの、まっすぐで清々しさがある。玄白や源内との対比でよりキャラが立ち、良沢が孤高の存在として際立つ。署名を固辞した後の2人の生活、人生遍歴も興味深い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月2日
読了日 : 2020年6月2日
本棚登録日 : 2019年9月15日

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