鍵のない夢を見る

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年5月18日発売)
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感想 : 998
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直木賞受賞の著者の代表作...と言えるかは、賛否両論分かれるところだろう。状況の異なる5人の女性をメインにした短編集。心理描写は秀逸であるが、設定上、力業になっている編もあることは否めない。女性・母としての存在価値、フレームからの逸脱...。う~ん、でもこの世界観は嫌いじゃない。
「夢見る力は、才能なのだ。夢を見るのは、無条件に正しさを信じることができる者だけに許された特権だ。疑いなく、正しさを信じること。その正しさを自分に強いることだ。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年1月17日
読了日 : 2020年1月17日
本棚登録日 : 2018年12月21日

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