直木賞受賞の著者の代表作...と言えるかは、賛否両論分かれるところだろう。状況の異なる5人の女性をメインにした短編集。心理描写は秀逸であるが、設定上、力業になっている編もあることは否めない。女性・母としての存在価値、フレームからの逸脱...。う~ん、でもこの世界観は嫌いじゃない。
「夢見る力は、才能なのだ。夢を見るのは、無条件に正しさを信じることができる者だけに許された特権だ。疑いなく、正しさを信じること。その正しさを自分に強いることだ。」
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- 感想投稿日 : 2020年1月17日
- 読了日 : 2020年1月17日
- 本棚登録日 : 2018年12月21日
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