文通だから成立する物語。
「十年後の卒業文集」「二十年後の宿題」「十五年後の補習」の三篇からなる中篇集。
最初の二編は率直に言って、読む価値なし。
「十五年後の補習」だけは、どこまでが本当で、本心なのか。本心ってなんなのか。考え考え、ドキドキしつつ読むことができた。
ラストについても、どう解釈すればいいのか。
久々に読後、それについて心に残る作品。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年5月12日
- 読了日 : 2015年5月12日
- 本棚登録日 : 2015年5月12日
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