イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

著者 :
  • 英治出版 (2010年11月24日発売)
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○イシューとは?
簡単に言うと課題

「イシューからはじめよ」

課題からはじめよ
つまり
的確な課題の本質を見極めろ です

さらに言うと
無駄な課題に100努力したって
0✖️100=0の評価

100%良い課題に1の力で取り組んだ方が何倍も評価されます 100✖️1=100の評価


例えば....

→学生であれば
目の前のテストをこなす事に精一杯
とりあえず一夜漬けでやり過ごす

→社会人であれば
決められた会議をこなす事が目的となる
この会議何のためにやってるんだっけ...
とりあえずルーティンだからやればいいか

だけど
本来学生の目的はテストをこなすではないはずです
卒業、やりたい仕事に就く、国家試験に合格する
などが本来のそれぞれの目的だったはずです

社会人であれば会議を行うことが目的ではないはず
会議が必要な理由があったはずです


人の意識は脆く
たくさんの情報で脳は疲弊し
他人との人間関係で本来の目的をすぐに見失います


目的もなくやっている事に真剣になれますか?
身になりますか?
生産性は高まりますか?
新しいアイデアは生まれますか?

そもそも
課題と目的が分からずやっていませんか?


当たり前のようですが、物事の大切な本質を忘れないように見定めたいと改めて思える本です


著者は東大大学院修士、さらに脳科学を勉強されています
仕事が出来る人がなにを考え、なにを大切にしているか触れる事の出来る良書となっています

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年7月1日
読了日 : 2020年7月4日
本棚登録日 : 2020年5月28日

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