わからん薬学事始1

著者 :
  • 講談社 (2013年2月6日発売)
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本棚登録 : 273
感想 : 43
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蔦の絡まったような中に動物が見え隠れする表紙がすてきな児童書。まはら三桃さんの本はこれがはじめて。

伝統ある「きやすめ丸」を作っている離島の薬屋の坊ちゃんが本島の薬学校に進学して、「新きやすめ丸」の作り方を模索する。学校生活、下宿生活で様々な人と出会い、学び、新生活は坊ちゃんを猛スピードで翻弄していく。今後の学校生活も、坊ちゃんの謎の生い立ちも気になる!
登場人物は児童書らしく個性的な面々が揃っているし、テンポ良く読み進められる。薬学の知識も読みやすく生活に絡めて説明されていて、2.3巻目も楽しみな本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年8月10日
読了日 : 2015年8月1日
本棚登録日 : 2015年8月1日

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