ハング (中公文庫 ほ 17-5)

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年9月21日発売)
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本棚登録 : 3564
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【2023年158冊目】
誉田哲也さんの本は本当に油断できない。

いい感じのキャラだな〜とか思ってはいけない。なぜなら気を抜いていたら死ぬから。生死に容赦がない、死ぬ時は死ぬ、どんなに重要そうなキャラクターでも。

仲間の絆が深ければ深いほど、崩壊した時の衝撃といったら…でも生きていればまた別の作品で会えるかもしれない、そう期待するしかない。

今回の話も登場人物が多くて、頭の中で整理しながら読みましたが、途中で整理できる場面があったので助かりました。そして、動機がね、まじで今の日本を映すような感じでね、なんだってんだ。

ハングって、ハングル?って思ってたら、そういう意味だったのかと、ちょっと切ない気持ちになりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 誉田哲也
感想投稿日 : 2023年12月13日
読了日 : 2023年12月13日
本棚登録日 : 2023年12月13日

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