「ほたるの群れ3」
阿坂達の力を借りて辛うじて「会」の2度の襲撃を退けた永児と喜多見。しかし、その直後、喜多見が致死性の毒に侵されていることが判明する。喜多見の身に忍び寄る死を食い止めることが出来るのか。
非現実が現実を完全に覆い尽くす第3巻。阿坂と成駒が遂にぶつかる。唯一のリアルな中学生であった喜多見に死が迫り、遂に自分が非現実世界にいることを悟る。そして、永児は・・・。
と、殺戮が佳境に入ります。一番の変化は、「院」と「塾」の中枢が明らかになり、遂に動き出すところです。そこに、別の意思を持った駒も動き出して、永児と喜多見を狙います。
また、阿坂と懇意なアズミという駒も2人の前に現れます。ここだけ、現実世界の空気が漂って、少しだけほっとします。しかし、それは本当に少しだけでした。
次回、1学期完結へ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年11月23日
- 読了日 : 2012年11月23日
- 本棚登録日 : 2012年11月23日
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