生きて虜囚の辱めを受けず: カウラ第十二戦争捕虜収容所からの脱走

  • 清流出版 (1995年11月1日発売)
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「カウラ事件」関連その3。/事件の舞台であるオーストラリアで上梓され、現在国際的に最も定評ありとされる書物の改訂版で、その2で紹介した『ロスト・オフィサー』の著者による邦訳。
が、実際の事件にはこの書物の記載から大幅に漏れた多くの矛盾と謎が……。
忘却と隠滅の闇に消えていこうとする真実を追って訳者は当時の生存者を訪ね歩き、ついにはオーストラリアへ飛ぶことに。その顛末は『ロスト・オフィサー』にて。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 書籍/単行本
感想投稿日 : 2008年8月15日
本棚登録日 : 2008年8月15日

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