世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

著者 :
  • 英治出版 (2012年11月13日発売)
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感想 : 13
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面白かった気がして再読。広く浅く概略を解説してくれるやり方は、個人的趣味に合ってる。経営学とよばれるものがどんな種類があって、どんな議論がされているかの大枠を理解するにはもってこい。ここからなにか興味を持った考え方を深く学ぶきっかけになればよし。


以下、メモ
ポーターの競争戦略論は、競争しない戦略
ゆえに、現代のハイパーコンペティション時代ではあまり有効では無い
トランザクティブメモリーとは、組織の誰がなにを知ってるか把握していること
見せかけの経営効果ではない、その企業にしかとれない本質的な優位性を考えることが大事
ストラクチュアルホールとは、情報の真ん中にいる人。商売の基本中の基本
リアルオプションとは、段階的な投資。不確実性の高い現代において有効と思われる戦略のひとつ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年2月11日
読了日 : 2018年2月11日
本棚登録日 : 2018年2月11日

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