僕の明日を照らして

著者 :
  • 筑摩書房 (2010年2月10日発売)
3.60
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本棚登録 : 1815
感想 : 322
3

(ネタバレ)
でも、やっぱりDVはアカン。血がつながってなくても息子をほとばしる感情の矛先としてどついたらアカン。しかもその後反省してうなだれて…、それを繰り返すなんてアカン。自分たちだけで解決できると思って、殴る側と殴られる側の2人で内密に対処させるなんてもっての他。フィクションだから成功してるけど、これ実際にやったらエラい悲劇になるとこやで。良い子(親も)は…いや悪い子(親も)であっても絶対真似したらあきません。

この作品のメインテーマたるその部分に、ムッサ違和感があったので、星の数は減らしたが、それでも瀬尾まいこはやっぱり小説巧者だと思うぞ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本小説
感想投稿日 : 2014年6月20日
読了日 : 2014年6月20日
本棚登録日 : 2014年6月1日

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