■書名
書名:拝金
著者:堀江 貴文
■概要
年収200万円のフリーターから瞬く間にIT長者にのぼり詰めた青年。
一躍時代の寵児として脚光を浴びるも、快進撃に影が忍び寄る。
堀江貴文氏がライブドア事件を題材に描く青春経済小説。
(From amazon)
■感想
元ライブドアCEOの堀江さん(ホリエモン)の小説。
自分の体験を元にして書かれている読みやすい一冊です。
結構楽しめた一冊です。
題名は誤解を生みそうですが、この方のビジネスに対する姿勢と
考え方が分かりやすく記載されている一冊だと思います。
お金とは結局何か?何か簡単で何が難しいのか?起業することの
簡単さなど、非常に分かりやすかったです。
勿論、この人が言っている事が全てでは無いでしょうが、少なくと
も非常に的を得た事を言っていると思います。
また、最初に極論を突き付けて、後で上手く妥協点を探すやり方と
かも上手いな~と思います。信念というよりは、いかにビジネスと
して稼ぐかが柱となっていて、全くブレないんだな~と感じます。
この人、口だけでなく自分で成果を出しているから、凄いと思いま
す。
■気になった点
・ゲームに勝つなんて簡単さ。
必ず自分が勝てるルールを作ればいい。
・答えは見つけるもんじゃない。
答えに導くんだ。
・金とは欲しいものと交換できる権利があるってことだ。
・欲望が金の価値を決める。
つまり、金は欲望を満たすための道具でしかない。
・金持ちになるっていうのはどれだけキャッシュを動かせるかって
ことだ。そしてキャッシュを動かすには会社を経営するのが一番
ってことだ。
・普通の能力があれば、年収一千万円の会社ぐらいならまず失敗し
ない。
・成功しようとするわけではなく、失敗しないようにする。
・オッサンのビジネス初心者4か条
元手はかけない
在庫ゼロ
定期収入
利益率
・金を払うという行為は、曖昧を捨てて好きを選択することに似て
いる。
・攻めるときは攻め続けなければいけない。
・モノの値段は誰が買うかで決まる。
・マスコミは過去のインタビューの一部分だけを切り抜き、必要に
あおる。
- 感想投稿日 : 2013年3月7日
- 読了日 : 2013年3月7日
- 本棚登録日 : 2013年3月7日
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