著者は1955年上海の生まれ。著者の若い時代の恋愛や性事情は著者の体験とかかわって迫るものがあり、面白く読める。たとえば、学内の恋愛、外国人との結婚、離婚できない事情等はぼく自身その時代に中国にいたからよくわかる。女性が当時生理用のナプキン(当時は衛生紙と言った。今は衛生巾といってでトイレットぺーパーと区別する)を配給でもらうためには先月使用したものをもっていかなければならなかったというのはすさまじい。勝手に妊娠してはいけなかったからだ。確かに、最近のことを紹介したあたりはいろいろわかって便利ではあるし、興味もそそるが今一迫力に欠ける。
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- 感想投稿日 : 2007年11月27日
- 本棚登録日 : 2007年11月27日
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