これは本当に観る人を元気にする映画!
ネットで服を売るアパレル会社の女社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)の元に社会貢献の一環でインターン生(研修生)ベンがやってくる。
彼は何と70歳。
かつて電話帳印刷の会社に40年も勤めた仕事人間だ。
最初は仕事がない。
アンも扱いに苦慮している。
パソコンの電源の入れ方も知らない彼が、やがて持ち前の親しみやすい人柄で社長や社員を変えていく。
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もうベン役のロバートデニーロが良すぎる。
スーツが超キマってる。うん好き!!
笑顔が素敵なお茶目さん。うわ好きいいぁ!
まさに絶滅危惧種の古き良き紳士なのだ。
仕事を任されなくても、全く知らない業界でも腐らず出社する。
周りに声をかけ、徐々に打ち解けアドバイスを求められるようになる。
誰もやりたがらない仕事をこっそり片付ける。
「前進あるのみ」「一歩前進」
「正しいと思った事は迷わずやれ」
「ハンカチは男の必需品だ。女性の涙を拭けないだろう」
そんな人は好きだろう!
もうみんな好きだろう!
ええ?
アンもそんな彼に心を開き、自分の悩みを涙ながらに打ち明ける…
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ジュールズの専属運転手として彼女の仕事ぶりや母親として優しい横顔を見守るベン。
工場のスタッフに自ら梱包の指導をするジュールズ。
「その姿勢に感動した。そんな君だから会社を大きくできた。人として尊敬する。」
と衒いなく伝えるベン。
普通、40歳やそこらの女性に70歳の男性が仕事面で尊敬の意を表したりするだろうか?
凄い事だと思った。
裏テーマとして、社会進出が進んだ女性の生きづらさや偏見と戦う姿を描いているように思った。
ベンは救いの神かって感じのレビューだけど、なかなか笑える一面もあったりしてお茶目さん!良い!
とにかくロバートデニーロみたいにナイスなシニアになれるなら歳をとるのも悪くない!
(締めの)好きだ!!
- 感想投稿日 : 2022年3月14日
- 読了日 : 2022年3月14日
- 本棚登録日 : 2022年3月14日
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