神戸の主婦は現在のCo-op以前の生活協同組合を「生協さん」と呼んできた
身近でよく知られた創始者「賀川豊彦」
店に入ると「一人は万人のために万人は一人のために」と書かれている
でもその妻の名前を知る人はほとんどいない
小説に出てくる「新川」も「こわいとこやから絶対に行ったらだめよ」と言われてきた
ここまでの献身ができるのだろうか
胸が痛くなった
ハルの過酷な人生を追い、出会い直させてくれた玉岡かおるさん、ありがとうございます
彼女は地域の様々なイベントにも協力的で、たまにお目にかかります
実在した女性にスポットを当て、いきいきと描いてくれる小説、期待しています
≪ 冬を耐え 時代のうねり 春いちばん ≫
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一般書
- 感想投稿日 : 2023年2月14日
- 読了日 : 2023年2月14日
- 本棚登録日 : 2023年2月14日
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