春いちばん(賀川豊彦の妻 ハルのはるかな旅路)

著者 :
  • 家の光協会 (2022年10月19日発売)
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感想 : 7
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神戸の主婦は現在のCo-op以前の生活協同組合を「生協さん」と呼んできた
身近でよく知られた創始者「賀川豊彦」
店に入ると「一人は万人のために万人は一人のために」と書かれている
でもその妻の名前を知る人はほとんどいない
小説に出てくる「新川」も「こわいとこやから絶対に行ったらだめよ」と言われてきた

ここまでの献身ができるのだろうか
胸が痛くなった

ハルの過酷な人生を追い、出会い直させてくれた玉岡かおるさん、ありがとうございます

彼女は地域の様々なイベントにも協力的で、たまにお目にかかります

実在した女性にスポットを当て、いきいきと描いてくれる小説、期待しています

≪ 冬を耐え 時代のうねり 春いちばん ≫

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般書
感想投稿日 : 2023年2月14日
読了日 : 2023年2月14日
本棚登録日 : 2023年2月14日

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