読み応えがありました!もうこのひと言に尽きます!恩田陸さんの作品は「蜜蜂と遠雷」「祝祭と予感」に次ぐ3作目です。この不思議で独特な世界観にハマり込んでしまいました。
主人公は水野理瀬、14歳の少女、湿原の真ん中に位置する全寮制の学園に2月の終わりに転入…この学園は3月以外の転入生は破滅をもたらすとの謂れがある…。理瀬が転入後、生徒が巻き込まれる不自然な事故が過去にあったことがわかり、またその後も奇妙なことが相次ぎ、理瀬の抱える事情も明らかになるが…。
序盤と終盤では、理瀬がまるっきり別人かと思えるほどの展開で目が離せませんでした。『三月は深き紅の淵を』を先に読めばよかったのかともちょっと思いましたが、近いうちに読んでみようと、楽しみが増えました(^^)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
恩田陸
- 感想投稿日 : 2022年11月22日
- 読了日 : 2022年11月22日
- 本棚登録日 : 2022年11月21日
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