新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1989年6月19日発売)
3.88
  • (1485)
  • (939)
  • (1537)
  • (153)
  • (40)
本棚登録 : 15204
感想 : 1099
4

 ついに、いつかいつか…読もうと思っていた宮沢賢治さんを読みました!!!こちらの文庫、積んでしまってどのくらい経つのか…まぁ~今回読めたからOKということにしましょう。

 この小さな文庫に、14編もの童話が収められています。童話っていっても難しい作品もあれば、クスッと笑える場面もあったりして、みんなバラバラでそれがまたいい感じなんですよねぇ…。表題作の「銀河鉄道の夜」は、ストーリもよかったけれど、幻想的な雰囲気が感じられる文章がよかったです。あと「双子の星」はふたりがいい子すぎてなんとも癒されるし、「よだかの星」はよだかの切ない過ぎる思いが伝わってきて…いい作品ですよね!

 リアルに星空を見上げて、銀河鉄道に思いを馳せたくなるような作品でした。これから、寒くなって空気も澄んで、星がキレイに見えるようになりますもんね!寒くないようにいっぱい着込んで、外に出てみようかと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 純文学・童話・昔話等関連書籍
感想投稿日 : 2023年10月18日
読了日 : 2023年10月18日
本棚登録日 : 2023年10月18日

みんなの感想をみる

コメント 2件

チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2023/10/18

かなさ〜ん!!おはようございます♪
わぁー、ありがとうございます(*^^*)ᴠ

かなさんのコメント
2023/10/19

チーニャさん、おはようございます(^^)
こちらこそ~
チーニャさんが、宮沢賢治さんの世界を堪能する
きっかけを作ってくれました~!
ありがとうございます!!

ツイートする