屋上への誘惑

著者 :
  • 岩波書店 (2001年3月7日発売)
3.48
  • (4)
  • (5)
  • (9)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 42
感想 : 6
5

これは、いい。

話題作から遡って何作か読んでいるが、本書はエッセイ、詩論、小説とさまざま。

この集合体が収束したものが彼女の詩なのだろうと思える。魅力的だ。

詩論としては『私の領域』が面白かった。『いくつかの官能的なこと』はその後の小説に受け継がれていく。『小名木川』はまさに詩人の紡ぐ文章だ。

表紙絵も素敵。


作成日時 2007年12月16日 17:57

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2008年5月11日
読了日 : 2008年5月11日
本棚登録日 : 2008年5月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする