これは、いい。
話題作から遡って何作か読んでいるが、本書はエッセイ、詩論、小説とさまざま。
この集合体が収束したものが彼女の詩なのだろうと思える。魅力的だ。
詩論としては『私の領域』が面白かった。『いくつかの官能的なこと』はその後の小説に受け継がれていく。『小名木川』はまさに詩人の紡ぐ文章だ。
表紙絵も素敵。
作成日時 2007年12月16日 17:57
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2008年5月11日
- 読了日 : 2008年5月11日
- 本棚登録日 : 2008年5月11日
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