とんぼの本のシリーズでは『作家の犬』や『作家の猫』などを読んだことがある。
さて、問題のモディリアーニの恋人ジャンヌは夫の死の2日後、あとを追う。新たに発見された眼光の鋭い彼女の写真からもそうした激しさが感じられる。
漱石作品にくりかえし描かれる「強い女」のイメージと重なりあうものを感じた。
ジャンヌの遺品が公開されたことと、共著であることによって、内容的にも深い1冊に仕上がっている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2008年5月11日
- 読了日 : 2008年5月11日
- 本棚登録日 : 2008年5月11日
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