なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?

著者 :
  • 日本実業出版社 (2005年12月8日発売)
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本棚登録 : 479
感想 : 49
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自分でコントロールできることに意識を向ける。
期待という形の無い物体の見え方の違いで、つぶれる人が生まれる。

「できる人」が思う「できない人」も、
 自分の理論においては、考えたとおりの人として存在する。

「できる人」のできる理由を説明することは難しい。
 できる理由を拾い上げても拾いきれない固有の情報が、できる人の中には潜んでいる。
 望ましい行動要件を素直に受け入れるとともに、
 その行間にあるものも読み取り、試行錯誤しながら、答えを見つけ出していく。

「できる人」は「できない人」には足を引っ張られている。
 事実以上のネガティブイメージを持ちやすい。
 事実に基づき人格=物語 を作ってしまう。

「できる人」が一生、「できる人」でいることより、「できる人」を育てることが求められている。

 相手を多面的に考え、多面的に対処する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: リベラルアーツ
感想投稿日 : 2013年1月23日
読了日 : 2013年1月22日
本棚登録日 : 2013年1月21日

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