製品レベルでの模倣はインターネットの発達によってペースが早まった。
仕組みレベルのイノベーション。
コカコーラは製品開発で遅れても、自動販売機網でシェア奪回。
LPガス小売業がミネラルウオーターの宅配。
遠い世界に優れたお手本を見つけられる可能性がある。
・正転模倣
宅急便=UPS+吉野家+JALパック。
車一台あたりの集荷数を増やし、メニューを絞り、
[分かりやすい地域別均一料金と翌日配送]という価値提案。
解決策:取次店制度。
ドトール=フランスの立ち飲みカフェ。
[一杯150円で安らぎと活力]という価値提案。
解決策:セルフと自動化で回転率を上げ、コストを下げ、自社農園でおいしさ追求。
スターバックス=イタリアのエスプレッソバー。
[第三の場所]という提案価値。
解決策:バリスタ。直営。雇用改善。
・反転模倣
グラミン銀行=半面教師:既存の銀行
⇒貧困層、農村、女性、少額、無担保、訪問、未来 に目を向ける。
[貧困層を助ける]という価値提案。
ワンデーアキュビュー=半面教師:洗浄と耐久が必要なコンタクトレンズ。
⇒使い捨て医療器具
[扱いを楽にする]という価値提案。
解決策:スタビライズド・ソフト・モールディング製法。
概念を捨てる。
自己の失敗と向き合う。
解決策モデリングの違い
ゼロックス=大量消費+サービス網によるサポート
キヤノン=カートリッジ交換によるセルフメインテナンス
- 感想投稿日 : 2013年2月11日
- 読了日 : 2013年2月11日
- 本棚登録日 : 2013年1月27日
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