自信をもてない人のための心理学

  • 紀伊國屋書店 (2014年8月28日発売)
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本棚登録 : 350
感想 : 16
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・第一部
自己診断テストがあったので、そちらを先にやってみる。結果、自己主張が苦手なようだった(当たってました)。
自信は、自己評価・行動・自己主張を元にしていて、ピラミッド構造で表すことができる。最下層に自己評価、中間層に行動、頂点に自己主張。
自己評価とは、自分を大切に出来ているかということ。これには育った環境や、親との環境などでできあがってしまう部分。
行動、自己評価を原動力にする。行動の結果、成功すれば自信がもてるようになる。失敗した場合でも、見方をかえたり、失敗をマイナスに考えてしまった理由をひもといていくことで良いサイクルが回り出す。
自己主張、上手に自己主張が出来るようになれば、自己評価が高くなり、行動するということでもある。
つまり、これら3点はお互いに関係し合って、どれかがうまくいくと他の2つもうまくいく関係になっている。

P69からの子供に自信を持たせる方法を発達段階ごとに書いてあるのはとても参考になった。

・第二部
自信を持てなくする七つの思い込み
(引用で書き出し)

・第三部
自己評価・行動・自己主張をするトレーニングと、自分の〈思い込み〉から自由になるトレーニングが書かれていた。
とにもかくにも、自分を知り、書き出し、他人の客観的な意見を聞くことが必要のようだ。

 久しぶりに「~のための」本を読んだ気がする。確定的な内容が多く(仕方ないが…)取っつきにくかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 1 哲学
感想投稿日 : 2016年10月16日
読了日 : 2016年10月16日
本棚登録日 : 2016年10月16日

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