ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

  • NHK出版 (2014年9月25日発売)
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苦手な感じの書き方
散文的で統一的な一つのテーマについて
かかれたののと言うものではなく、
複数のトピックスを紹介する形。


競争は、生産性を下げる(利益が下がる)。
独占を目指す。まずは、狭い範囲でよいので、独占から始める。独占こそ、利益の根源。
Amazonは、本から初めて、小売店前部に展開した。

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実」とは何かを考える。

未来とは、世界が今とは違っていること。

ドットコムバブルの教訓
・少しずつ段階的に前進する
・無駄なく柔軟:リーンスタートアップで、試行錯誤を続ける。壮大な計画を持たずに始める。
・機が熟さないうちに新市場を作らない。ライバルのものを改良する
・販売ではなく、真に価値のあるプロダクトを作ることに集中する

でも、実際には、
・小さな違いにかけるよりも、大胆に賭ける
・計画はあったほうが良い
・競争の激しい市場では利益が消失する
・販売はプロダクトと同じぐらい大事。

ベンチャーキャピタルは、
大きく変える会社への投資のリターンが、
そのほかのリターン前部よりも多い。
そのため大きく当たる可能性のある会社に、
絞って投資することになる。
中途半場に、幅広く投資しても、
リターンが悪いものでは不十分。

競争はダメ、競争するぐらいなら、合併
(ペイパルは、Xドットコムに売却)

独占企業の特徴
1.プロプライエタリテクノロジ
ビジネスの核となるテクノロジーであり、
2番手よりも10倍ぐらい違うもの。

2.ネットワーク効果
3、規模の経済
4.ブランディング

隠れた真実は、
自然界の真実と、人間界の真実がある。

創業時がぐちゃぐちゃなスタートアップは戻せない。
スタートアップの時こそ、人が大事。
所有、経営、統治のバランス。
利害を一致させる。金銭的なインセンティブではなく、ストックオプションにすることで、短期的利益ではなく、
共通の目標にむかえる

MBA的、官僚的な経営陣ではない。

・エンジニアリング
段階的な改善ではなく、ブレークスルーとなる技術
・タイミング
・独占
 が取れる小さな市場で始める
・人材
・販売
・永続性
この先10-20年生き残れるポジション
・隠れた真実
他社が気づいていない独自のチャンスを見抜けているか。

強豪と大きく違うどころか、だれもやっていないことをやる。その市場で独占する。
どれが成功するかわからないから、幅広く投資するのではない。

あいまいな楽観主義による小さな成功ではない。
隠れた真実を見出し、それを具現化して、今と違う社会を作ること。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月13日
読了日 : 2020年6月13日
本棚登録日 : 2020年5月1日

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