表紙がいきなりカナかと驚いたのは、あとがきまで読んでからの話。
普通はわからんと思いますよ?
プロローグが前巻からの続きなので、以下に一部ネタバレが入ります。未読の方はご注意を。
前巻ラストで「アリアを殺しましょう」と言った、カナことお兄さん。
遠山家の「義」に生きるか、アリアのパートナーとして戦うか・・・その選択を迫られます。
しかし、それより重要な問題が発生。
意外な落とし穴、キンジ自身の探偵科「単位不足」。
1巻から大きな事件に巻き込まれ、その解決に尽力するものの、そこは認められない不条理さ。
焦るキンジは質(内容)より量(単位)で仕事を決めてしまいます。
それが、巧妙に張り巡らされた伏線とも知らずに・・・
タイトル「緋弾のアリア」にも関わる、アリアの力の一端が垣間見えるシーンと、次巻に続くイ・ウーの正体が判明するラストは必読
ちなみに今回のアリア・・・うさみみバニーさんに古代エジプトのお姫様、オマケは金魚の浴衣姿
ところで
白雪の対アリア武装が巻を追うごとに過激になってきましたが、どこまでレベルが上がるのかも密かな楽しみの一つ。
このペースだと、個人携行として巫女装束には入らないようなものを持ち出す可能性が(笑)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
MF文庫J
- 感想投稿日 : 2009年8月28日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2009年8月28日
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