気難しく怖いと思っていたおじいちゃんを自然科学の師匠として、11歳(ほぼ)の女の子キャルパーニアはセンス・オブ・ワンダーの世界にのめり込んでいく。
1899年、アメリカが舞台。
・『種の起源』を読み進める女の子。章立ても、ダーウィンの言葉から
・当時のアメリカの価値観。作中では、ガチガチでは無いけど、女性の進路についてはかなり制限があった。
・家族に大切にされているキャルパーニア。七人兄妹弟は大切に育てられている。
・家事はもちろん大切だ。家事が苦手だけど科学に興味を持つ女の子の進路。家事を手伝いたいけどやんわり台所から追いやられる男の子。
七面鳥に名前をつけてかわいがってしまってむかえたサンクスギビング
・学校での出来事、家庭での出来事がイキイキと描かれている。
大好きな兄さんの恋、下の兄さんたちと弟と親友の恋、学校の課題、町のうわさ話。
・南部の話だが、おおらか。
・スミソニアンから連絡を待つ緊張感!
・キュリー夫人やメアリー・アニングなど、名前だけですが女性科学者たちの名前
〇物語の中に飛び込んでしまいたいような素晴らしい話だった
〇キャルパーニアが自分の行きたい道を歩いていけますように
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
9類:YA(海外)
- 感想投稿日 : 2022年5月25日
- 読了日 : 2022年5月25日
- 本棚登録日 : 2022年5月25日
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