忘却の整理学

著者 :
  • 筑摩書房 (2009年12月12日発売)
3.43
  • (24)
  • (56)
  • (62)
  • (22)
  • (5)
本棚登録 : 721
感想 : 82
4

忘却を欠陥として考えるのではなく、肯定する。
知と忘は表裏一体なのではないか。

朝、かんがえ
ひるは、はたらき
夕がたに食し
夜は眠れ
ウィリアム・ブレイク イギリスの詩人

忘却にさらすことで、命ある知識になる。
忘却には大いなる価値があることを認識した。
頭の中の自然な取捨選択に任せることもいいようだ。
しかし一方で脳には未知の力があるとも私は思っている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年11月23日
読了日 : 2017年4月25日
本棚登録日 : 2018年11月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする