変調「日本の古典」講義  身体で読む伝統・教養・知性

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  • 祥伝社 (2017年12月2日発売)
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能や論語などの古典をベースに、教養や知性についての対談を書籍化したもの。タイトルに変調とあるように、一般常識では見られない解釈や解説が非常に面白い。「不惑の惑は、本来は域であり、枠にとらわれるなという意味」「教養とは、外部に開かれた小さな窓枠。内部の言語のみで説明できるわけがない」「笑いは割らい。その場の雰囲気を割って変化させるもの」「自由とは不安定。四つ足から二足歩行となり、さらに飛ぼうとしている」「雨粒を感じようとする動作を制御して行うことはできない」「矛盾はあって当然。最強の矛があったら世界は終わる」「事象の背後に見えないパターンを見いだすことが戦略」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年6月7日
読了日 : 2018年6月7日
本棚登録日 : 2018年5月28日

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