源氏物語 巻二 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2007年2月10日発売)
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感想 : 40

末摘花,紅葉賀,花宴,葵,賢木,花散里の6帖が収録.普段使う形容詞と動詞の組合せと,本書で使われる組合せに齟齬があり,感覚的な違和感が常につきまとう.言語は,時間とともに変化するので,平安時代と現代とで言葉の使い方が異なるのは当然.中高時代の古文の訳を直感的に行えなかった訳がここにある.それにしても,私が読むと,光源氏が完全なる自己中心的人間で,屑に感じるのだが,何故多くの女官達は盲目的になびくのか理解できない.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月13日
読了日 : 2024年3月13日
本棚登録日 : 2024年3月13日

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