末摘花,紅葉賀,花宴,葵,賢木,花散里の6帖が収録.普段使う形容詞と動詞の組合せと,本書で使われる組合せに齟齬があり,感覚的な違和感が常につきまとう.言語は,時間とともに変化するので,平安時代と現代とで言葉の使い方が異なるのは当然.中高時代の古文の訳を直感的に行えなかった訳がここにある.それにしても,私が読むと,光源氏が完全なる自己中心的人間で,屑に感じるのだが,何故多くの女官達は盲目的になびくのか理解できない.
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- 感想投稿日 : 2024年3月13日
- 読了日 : 2024年3月13日
- 本棚登録日 : 2024年3月13日
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