発想法 改版 - 創造性開発のために (中公新書 136)

著者 :
  • 中央公論新社 (2017年6月20日発売)
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感想 : 29
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発想法を学ぶための本、KJ法は聞いたことはあったが具体的な方法はよく知らなかったが、それについて学べる本であるということ。しかし、全体を読んでもいまいち内容が理解しきれていない。
また改めて読む必要があると感じる。

学びメモ
・まずブレーンストーミング式の情報やアイデアの集積をやり、第二に、その結果をKJ法で構造計画に作り上げ、さらに、パート法によって、その構造計画を手順の計画に展開する。複数人で行う場合の計画の技法として、この3つのものを順番に使うのが1番有効な方法。
ブレーンストーミングでアイディアを吐き出した情報は組み立てられなければならない。その組み立てにあたって統合を見出していくのに使うのがKJ法である。構造作りをやっていくと、単独では馬鹿げていると思ったアイディアが大切なものであると言うことが見出される。つまり、構造の中に位置づけた時にある単独のアイディアがどれぐらい良いか悪いかが単独の場合とは別の意味を持ってくることがある。KJ法で計画が構造的に作られたら、それをどういう手順で進めていけば良いか、手順の計画が必要である。それに必要なのがパート法である。
・KJ法はしっかりと訓練をして使いこなさなければならない。簡単ではあるものの、その使い方を誤らないように訓練する必要がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年7月8日
読了日 : 2023年7月8日
本棚登録日 : 2023年7月8日

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