巨大ビルの中で、悲劇の幕があがる! 3つの殺人事件には共通点があった。被害者はみな大手消費者金融の元社員であること、処刑のような殺害方法…。久保田刑事は捜査する中で、意外な犯人像に迫る。事件の連鎖は止められるのか!(BOOKNAVI|集英社より)過去に大手のサラリーマン金融の過酷な取立てに人生を狂わされた人達の視点から書かれた復讐物語。事件を追う刑事は登場するが脇役で何時もの佐々木譲の警察小説と違う分野(ノワール)になる。終盤のホテルからラストの場面は悲しく哀れでやるせない気分。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
佐々木譲
- 感想投稿日 : 2013年3月17日
- 読了日 : 2013年3月17日
- 本棚登録日 : 2013年3月17日
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