この本は、2017年2月に読みました。
だいぶたっていますが・・・
辞書作りはこんなに繊細な作業なのか
言葉を選ぶことにこんなに迷いながら
作るとは・・・・「編む」という題名は、言葉
を編んでいく、という意味なのか、と思いました。
この本を読むまで、言葉というものを
そんなに深く考えたことはありません
でした。私は、古いようですが「ら抜き
言葉」を嫌ってしまいます。ですが、最近ではアナウンサーがふつうに使っているのです。やはり私は古いのでしょうか?息子が中学生の頃、「斜めってる」と
いう言葉を口にしました。思わず私は、
「斜めになっている」だよ。といったことがあります。ところが、一緒に生活して
いるとは恐ろしいもので、私まで「斜めってる」と、言ってしまったことがあります。それ以来言語には気を付けているつもりです。日本語は、本当に奥深さを
感じます。「やばい」という言葉、これは、どうしよう、まずいことになった
という意味だったはずです。それが今では、凄い、素敵、可愛いということに
使われています。辞書にはどのように記されているのでしょうか。
細かいことがらを、三浦しをんさんは
やはりすごいと思います。
話は違いますが、三浦しをんさんの
「風が強く吹いている」お薦めします。
駅伝などやったことがなかった、弱小チームのお話です。
読んだ方、多いとは思いますがまだの
方は是非、夢中になる1冊です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月6日
- 読了日 : 2017年2月10日
- 本棚登録日 : 2021年3月6日
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