iPS細胞そのものの解説を基礎の細胞の話から展開。またiPS細胞によって期待できる医療を、利益と課題の両面から解説してある。
iPS細胞の研究にまつわる歴史や社会的背景なども紹介してあり、どのような分野なのかを知ることができるけども、やはり、一部飲込めてない部分もある。他の本と併せて読むと理解が深まりそう。
というワケで、この一冊で全部わかるとはいえなかったけども、とかかりにはよい本だと思う。
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【内容(「BOOK」データベースより)】
多くの人が待ち望む再生医療のカギを握っているのが、さまざまな細胞への分化が可能な「iPS細胞」。開発した京都大学の山中伸弥教授はノーベル賞(医学生理学賞)の最有力候補とされているが、現状は技術的にどこまで進展しているのか?どんな未来と課題が待ち受けているのか?人類の未来を変える最新技術の現在地点を、余すところなく解説する。
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【目次】
第1章 人体をつくる60兆個の細胞
第2章 なぜ万能細胞が求められるのか
第3章 人類を変える万能細胞の歴史
第4章 iPS細胞が開く新しい医療
第5章 激しさを増すiPS細胞を巡る国際競争
第6章 見えてきたiPS細胞の課題と限界
第7章 完全予測・iPS細胞の未来
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年12月20日
- 読了日 : 2012年12月13日
- 本棚登録日 : 2012年12月20日
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