兎に角、凄い。
今から50年前に作られたというのに、全く古臭さがない。いや…さすがに若干はあるけど…さすがキューブリック先生、アメリカの月面着陸をフィルムした人だわ。
技術的なことや費やした時間のことよりも、最終的にはやはりセンスが良いかどうかが全てなんだと、この映画から学ぶ人は多いはず。
チンパンジーが道具として使えるようになった骨を空に放り投げ、それが宇宙を飛ぶスペースシャトルに変化したところ!!
ハッ!となるはず。見てる全員。
そして人工知能のキーの形とモノリスの形!!
ハッ!となるはず。見てる全員。
最後にスターチャイルドだけど、ここが一番難解というか其々の見解に任せるしかないと思うんだけど、僕は進化する過程で必ず先駆者が存在していて、それ以外は全員模倣している存在に分けられる。初めて道具を使ったチンパンジー。その子孫は二足歩行の人間となり月へ飛び、木星まで辿り着いた人間。その次の進化の第一歩としてのスターチャイルドかなと思った。
難しいから退屈とか怖いじゃない、頭を使って考えないと人工知能にヤラれるぜ!
キューブリック先生、ありがとうございました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2018年1月17日
- 読了日 : 2018年1月14日
- 本棚登録日 : 2018年1月14日
みんなの感想をみる