10の短編が収められています。1997年発行。
北村さんといえば日常の中のミステリーですが
本書は日常の中のちょっとしたSFも感じさせます。
この中の短編「くらげ」は今まで読んだ短編の中でも
ダントツに記憶していてコロナ禍で思い出したので再再読。
コロナ禍でマスクを着けるようになった習慣が
新しいライフスタイルになったように、
くらげ、という装置を着るようになった世の中の
お話です。
本書はなんと短編ひとつにつき人気作家お一人ずつが
解説を書かれています。とんでもなく贅沢です。
解説も読み応えがあります。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月14日
- 読了日 : 2020年5月14日
- 本棚登録日 : 2020年5月14日
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