バブル世代の山崎ミチル、バツイチ、45歳。
人生を謳歌してきたが、生まれて初めて恋人に裏切られ仕事まで失ってしまう。
しかし、どこか楽天的で悲壮感がない。青春時代にバブルを経験し、その感覚から抜けきれない。
こんなミチルさんに新たな気づきがあり、現実と向き合っていく話なのだが、同じバブル世代としては、納得のいかないラストだった。
人生を諦めきれない女であり、見守るのではなく見られる側でいいと思う。
(図書館)
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カテゴリ:
原田ひ香
- 感想投稿日 : 2017年12月13日
- 読了日 : 2017年12月12日
- 本棚登録日 : 2017年11月25日
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