北朝鮮利権について知りたくて読書。
宝島社の本のためやや過激に感じる内容が多い。自民党の有力政治家の話を見ると、いろいろな考えはあると思うが、利権を断ち切り、国益に反する政治家を落選させるためにも09年に政権交代したことは、よかったことではないかと思ってしまう。
政治家もそうであるが、何も総括も立場も表明しない新聞社や左翼知識人、マスコミも問題は根深い。
本書を読むと拉致問題を正式に認めた以降の変化も感じる。国名の呼称は北朝鮮となり、あからさま礼賛も皆無となり、一般の国民は恐怖の国というイメージが定着して現在に至るように思う。
日本は歴史から学び、北朝鮮を直視する必要があると思う。同時に日本の中の北朝鮮の現実も直視し、現実的な対応を起こしていく時期に来ていると思う。
最後の佐藤勝巳氏の特別寄稿は、今でもタブーとされている部分だと思う。しかし、それも直視し、知ることは日本のためであり、韓国、北朝鮮のためにもなると思う。北朝鮮との諸問題を解決するためには、まず日本、日本人自身が変わらないといけないと思う。
本書は知人からいただいています。有り難うございます。
読書時間:約1時間15分
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
北朝鮮・韓国
- 感想投稿日 : 2012年8月13日
- 読了日 : 2012年8月13日
- 本棚登録日 : 2012年8月13日
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