うーん、これはなんとも評価に困る。俺妹の伏見つかさの新シリーズ。引きこもりイラストレーターの義妹と彼女にひとめぼれした高校生ラノベ作家の兄の物語。義理の兄妹で俺妹仕切り直し、オタクを前面に出す、ラノベ作家あるあるネタとかそんな感じ。ほとんど主人公と妹、売れっ子作家の山田エルフだけで話が完結するので、小さな閉じられた世界のつまらない日常を見ているようだ。感心することはあれどラノベ作家にもイラストレーターにも、一読者からすればプロの職業人に共感することはない。伏見つかさでなければ1巻で切っただろう。本作はこのままとして、別シリーズを書いて欲しい。妹に恋する兄、オタク、厨二病と俺妹を彷彿させるものは不利だと思うよ。盛り上がりがどこだか分からないもの。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2014年1月6日
- 読了日 : 2014年1月6日
- 本棚登録日 : 2014年1月6日
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