お嬢様のメイドくん (一迅社文庫)

著者 :
  • 一迅社 (2010年12月18日発売)
3.62
  • (3)
  • (4)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 5
4

女装男子の女子寮生活、寮仲間は全裸だったりロリで緊縛だったりと変人揃い、レーベルは一迅社文庫というところから、萌え系ラノベだと正直なめてました。前半は、女装メイド男子の女装に対する恥じらいや戸惑い、女子校ならではのぱふぱふなイベントが出てきてこんなもんかなという感じだったが、お嬢様が学園に戻ってきたところからガンガン盛り上がる。お嬢様の容赦のないご主人っぷりや、雪風とお嬢様の過去話が出てきたところから、燃えてきた。起承転結ってこういう展開をいうのかしら。タイトルの割には3分の2くらいはお嬢様が登場せず、女装メイド男子・雪風の学園生活模様なのだけれど、最後まで読むと確かにお嬢様とメイドくんの話だった。
一迅社文庫の新刊案内を見るとパンツが見えるようなラブコメばかりだけど、ちゃんと燃えもあるんだね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2011年6月15日
読了日 : 2011年6月15日
本棚登録日 : 2011年6月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする